早ぇぇぇーーっ!
冬やん、完全に冬やん!
いや、当然やけども。
でも、冬が大っ嫌いなアタクシは、
「いやぁ、ゆーてもまだ冬ちゃうわ。だって白い息出ぇへんもん」
「冬ってさ、人間が勝手に名づけたもんであって、
確固たる信念とたゆまぬ努力があれば、断じて冬ではないよね。そうよね」
とかなんとか、
騙し騙し「冬」という事象に目をつぶってたんですね〜。
だって、夏が忘れられねーんだもんっ!!
それはそうと、
風邪気味が治りませんで、
ちと困っとる。
熱は出てへんねんけど、
咳とくしゃみと鼻水。
そして咽頭痛は来る日も来る日もであります。
何よりも疲れやすい。
この前のバイトなんか、
QPゴールドとリポビタンD飲んだのにさ、
めちゃしんどくて、
何か雲の上歩いてるみたいに、
フワフワフワフワ・・・
いつまでもフワフワしてないで、いい加減、結婚しなさい!!
て感じでした。
そのバイトの話。
私は、バイトにはかなりテキトーな格好で行く。
たとえば、ジーンズ以外は履いて行ったことないし、
ジャケットも2、3パターンです。
だって週2やし白衣やし。
だってスタッフ、整体師の先生とあたしだけやし。
だって意中の人とか、いてへんし。
(最後のが一番の理由ねww)
それで、
月曜日のバイトのとき、
暇やったんで先生としゃべってたんス。
そしたら
「○○さん(←私)って、ヒールなんか履けへんやろ」
と言われた!
確かに、入院してからは転んだら嫌やから、
ペタ靴とスニーカーばっかやけど、
高校のときはイッチョマエにヒールくらい履いてたわ!
と、ちょっとムッとしたので、
「いやいや、履きますよ、フツウに」
「フツウに」に力を込めて、念力を込めて言った。
しかし、「別にどっちでもいい」顔してやがる。
ムカッ!
次のバイトの日、
ヒール履いて来たろうやないかぃ。
ほんで水曜日。
今日はバイトである。
私に対する「地味」というレッテルを剥がしてやる日である。
・・・まぁ、地味なのは確かやけども。
いや、それはいい!
とにかく、ヒールくらい履くというところを、
あの三十路男性に見せてやらねばならぬ。
勢い込んでみたものの、早速手が止まった。
「・・・服、ねーし。」
だってよく考えてみなせぇ。
私、あゆは3年前から冬服は買ってないんだよ。
高3のときに買ったのを最後、
それ以降はパジャマしか買ってないんだよ。
お陰で、パジャマは10着くらいあるんだよ。
しかたなく、
姉と妹の部屋に入り込んで、
クロゼットを漁った。
しかし、またしても手が止まった。
「・・・趣味、合わねーし」
だってよく考えてみなせぇ。
姉はvivi系の服がお好み、
妹は完全に露出狂ギャルで「オネエサン、風邪引クヨ」、
当の私はサーフ系が好きなのである。
まぁ今日は仕方ない、
妹のは本当に風邪引くので、
姉の服を拝借することに。
するとミッキー発見!
よし、このロンTにするべ。
そして高校のとき履いてたヒールを出してきて、
よし、今年流行り(らしい)豹柄だべ。
と、初めてちゃんとした格好でバイトへ行ったのだ。
・・・なのにさ、
バイト着いたときも、
バイト帰るときも、
「ヒールは履かないだろう」と言った本人は、
奥の事務所にいて、
まったく目に触れなかった。。。
要するに、未だに私は、
「万年スニーカーにジーンズ」のレッテルを貼られているのだ。
くっそぉ〜う。
その帰り、
コンビニに寄ったら、
バイト先に来る患者さんに遭遇した。
その患者さんは、ハッと立ち止まって、
「かわいらしいな〜」
て言うてくれた。
んふっ。いやいや、そんなことないッスよ〜。
ハニカんでそう言いかけたとき・・・・
その刹那・・・・
「ミッキーが。」
ミッキーが?
・・・・・・あぁ、このロンTね。
・・・・・・・・・・
ミッキーかぁぁぁぁぁーーーいっっっ!!!!!
私のハミカミはどこへ持って行ったらいいんですか。
お前は鼻でもかんで、ハナカミ王子でもしとけってことですか?
そうなんだよ。
大阪のおっさんは、
「上げて落とす」のが大好きなんだよ。
そんな好きやったら、
バンジージャンプでもやってなさい!
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